薬剤師の転職お役立ちコラム COLUMN

2020/10/29

薬剤師の転職に年齢制限はある？転職の成功ポイントも詳しく紹介！

年齢が高めの人が薬剤師として転職するにあたり、応募先に採用してもらえるのか不安を抱いている人は少なくありません。年齢制限について気になり、なかなか転職に踏み切れない人もいるでしょう。

薬剤師として転職することに、年齢制限はありません。ただし、医療機関などの形態や規模によって、採用率は異なります。薬剤師として転職するのであれば、採用されやすい方法で転職先を見つけることが重要です。

当記事では、薬剤師として転職するにあたり年齢制限は関係ない理由や、40代以上で薬剤師として活躍している人の年収、40代以上の人が薬剤師の転職を成功させるためのポイントを紹介します。また、薬剤師の転職でおすすめの求人サイトも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

薬剤師として転職するのに年齢制限はあるの？
【男女別】40～60代の薬剤師の年収はどのくらい？
40～60代の人が薬剤師の転職を成功させるためのポイント
薬剤師の転職なら「ファーネットキャリア」の利用がおすすめ！

まとめ

1.薬剤師として転職するのに年齢制限はあるの？

薬剤師として転職することに年齢制限はありません。なぜなら、薬剤師は資格さえあれば未経験でも働くことができるためです。
資格に加えて社会人経験があり、ビジネスマナーなど基本マナーが備わっていれば、何歳であっても転職のチャンスがあります。

また、地方では人材不足となっているところも多く、積極的に採用活用が行われているため、年齢が高くとも特別気にする必要はありません。

職種別・年齢別に見た場合、40代の人が薬剤師として活躍していることが多い傾向です。
ただし、薬剤師として転職する場合、医療機関などの業務形態や規模で採用の難易度が異なる点に注意する必要があります。

●調剤薬局

大手の調剤薬局の多くは、年功序列の賃金体系をとっています。年功序列の場合、年齢が高いほど年収が高くなるため、転職したばかりで役職に就いていない人に対していきなり高額の給与を支払わなくてはなりません。
企業側としては、長期勤務が可能で将来有望な若い人材を採用したいと考えています。

一方で、中小の調剤薬局は大手よりも採用されやすく、50代以上の人が活躍しているケースもあります。
中小規模や個人経営の調剤薬局では薬剤師が不足していることが多く、経験のある薬剤師の需要が高くなっているため、むしろ転職しやすい環境にあるといえます。

●ドラッグストア

ドラッグストアも調剤薬局と同様に、採用に年齢は関係ありません。近年、ドラッグストアは店舗数が拡大しており、積極的に薬剤師を確保しているため、転職先として最適です。

●病院

病院は、大手の調剤薬局と同じく年齢が上がるにつれて採用の難易度が高まります。
病院の形態や規模によって異なるため、病院へ薬剤師として転職する場合は、求人広告の情報や病院の情報をしっかり確認しておきましょう。

2.【男女別】40～60代の薬剤師の年収はどのくらい？

薬剤師として転職する場合、どのくらいの収入を得られるのか気になっている人も多いでしょう。転職する際は、年齢制限だけでなく転職後の収入や収入の推移について把握しておくことも大切です。

ここでは、40～60代の薬剤師の年収について解説します。下記は、40～60代の薬剤師の月収・年収を男女別にまとめた表です。

男性

年代月収年収

40代（40～49歳）約48万円約678万円

50代（50～59歳）約52万円約725万円

60代（60～69歳）約42万円約576万円

女性

年代月収年収

40代（40～49歳）約41万円約590万円

50代（50～59歳）約45万円約645万円

60代（60～69歳）約42万円約562万円

男性
年代	月収	年収
40代（40～49歳）	約48万円	約678万円
50代（50～59歳）	約52万円	約725万円
60代（60～69歳）	約42万円	約576万円

女性
年代	月収	年収
40代（40～49歳）	約41万円	約590万円
50代（50～59歳）	約45万円	約645万円
60代（60～69歳）	約42万円	約562万円

出典：厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査」

上記の表から、男女ともに50代の薬剤師の収入が高く、60代になると収入が下がる傾向にあります。
40から50代になると年収が約50万円上がる一方、50から60代になれば約120万～150万円と大幅に下がるため、40代の人で高収入を得たい場合は、転職の時期に注意しましょう。

男性・女性別に見ると、40～50代の薬剤師の月収は約8万円の差はあるものの、60代になるとどちらも月収は約42万円と差はありません。
年収面で見た場合、女性よりも男性のほうが約14万円高くなっています。

ただし、上記の金額は厚生労働省のデータを参考に独自に算出した推定値です。経験や資格などによって収入は異なるため、個人の持つスキルによっては女性も男性の年収と同等もしくは男性の年収以上の収入を得られるケースも珍しくありません。

また、勤務先の待遇によっても得られる収入は変わります。上記の金額以上の収入を得たい場合は、資格手当やボーナスが充実していたり、経験やスキルを考慮した制度を取り入れていたりと、手厚い待遇のある病院や店舗で働くことがおすすめです。

3.40～60代の人が薬剤師の転職を成功させるためのポイント

40代以上の人が薬剤師として採用されるためには、前述したように求人の選び方も重要です。求人の選び方一つで、採用率は大きく上がります。また、勤務先とのミスマッチを回避することも可能です。

最後は、40～60代の人が薬剤師として採用されるためのポイントを3つ紹介します。薬剤師としての転職を成功させるためにも、ぜひ当項目をチェックしてください。

3-1.自身の年代も求めている薬剤師求人を選ぶ

40代以上の人が薬剤師として採用されるためには、まずは自身の年代を求めている薬剤師求人を探しましょう。「○○代の薬剤師大歓迎」といった文言の入った求人では、特にその年代の人が求められているため、自身が当てはまっていれば採用されやすくなります。

若い人材がなかなか集まらなかったり、管理薬剤師として働ける人が少なかったりといった理由から、若い人材よりも年齢の高い人を探しているところは少なくありません。

採用率を高めるためにも、自身の年代が入っている、かつ「活躍中」「歓迎」という文言が入っている求人を選びましょう。

3-2.定年年齢が高めに設定されている薬剤師求人を選ぶ

定年年齢が高めに設定されている薬剤師求人を選ぶことも、採用されやすくなるためのポイントです。定年年齢が高めに設定されているところでは、長期的に働いてもらいたいと考えていることが多く、年齢だけで採用を見送られることはまずありません。

定年年齢が高めの求人の場合、転職時の年齢によっては長期間働くことが可能です。

求人の多くは、定年年齢に関する情報を記載しています。転職先を探す際は、自身の年代を求めているかどうかに加えて、定年年齢についてもしっかりチェックしておきましょう。

3-3.薬剤師の就職・転職をサポートする求人サイトを利用する

薬剤師として転職しやすい求人を見つけるなら、薬剤師の就職・転職をサポートしている求人サイトを利用することも一つの方法です。

薬剤師の就職・転職をサポートする求人サイトを利用することで、自身の年代を募集している求人や定年年齢が高めの求人が見つかりやすくなります。
また、就職・転職に関する悩みに対してのアドバイスをもらえたり、好条件求人を提示してもらったりすることもできるため、自身で探すよりも理想的な職場を見つけることが可能です。

薬剤師としての転職が初めての人や、転職に不安のある人は、薬剤師の就職・転職をサポートしている求人サイトを利用してみてはいかがでしょうか。

4.薬剤師の転職なら「ファーネットキャリア」の利用がおすすめ！

薬剤師として転職するなら、優良求人の多い「ファーネットキャリア」の利用がおすすめです。ファーネットキャリアは、薬剤師の求人を豊富に揃えているだけでなく、転職に対して不安のある人に向けてのサポートも行っています。

他にも、ファーネットキャリアには下記のような魅力があります。

膨大なデータの中から希望条件に合った求人を見つけられる
自身の魅力を最大限に引き出した上で、紹介先にアピールしてもらえる
転職後もフォローしてもらえる

ファーネットキャリアは、他にはない独自ノウハウや情報、ネットワークを駆使して、膨大なデータの中から求職者の条件に沿った求人を探せるシステムを整えています。そのため、時間をかけることなく自身の理想にぴったりの求人を見つけることが可能です。

希望する内容の求人案件が見つかったら、担当のコーディネーターが紹介先に対して示す履歴書を作成します。このとき、紹介先に求職者の魅力を最大限にアピールできるよう、さまざまな策を考えてくれるため、書類選考の段階で応募を見送られる可能性を低くすることができます。

また、面談のときには担当のコーディネーターが直接採用先である医療施設などに、良い待遇で採用してもらえるよう条件交渉してくれるため、内定後も安心して働くことが可能です。

年齢がネックとなり、転職に対して悩みや不安のある人は、ぜひファーネットキャリアに相談してみてください。

まとめ

薬剤師は、資格や社会人経験さえあれば、未経験であっても就職できる業種のため、薬剤師として転職することに年齢制限はありません。職種・年齢別で見ても40代の人が薬剤師として活躍しているケースが多く、年齢が高めの人でも転職しやすい業種といえます。また、40～60代の薬剤師の年収は比較的高く、50代の薬剤師の年収が最も高くなっています。

ただし、業務形態や規模によって採用の難易度は変わるため、40代以上の人が薬剤師として転職する場合は、自身の年代を求めている求人など、採用率の高い求人に応募することがコツです。

薬剤師の求人を探す際は、豊富な求人の中から自分の希望通りの求人を見つけられる「ファーネットキャリア」の利用がおすすめです。
担当のコーディネーターが資料作成から採用後までサポートしてくれるため、薬剤師の転職で悩んでいる人は、ぜひファーネットキャリアの利用を検討してみてください。

薬剤師の転職お役立ちコラムトップへ戻る