コーディネーターレポート REPORT

千葉県CHIBA

スポーツファーマシストとして活躍できる千葉市の薬局へ転職

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薬剤師に関係のある資格は非常に多いです。認定薬剤師や専門薬剤師といった資格は誰しも耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、その中にはまだまだ認知度が低い資格や、本業として活動することが難かしい資格もあり、プライベートの時間を使って取得・活動しなければならないケースも多いのが実情です。

そのため、会社の理解が得られないと資格を活かした活動が制限されてしまうことがあります。弊社ファーネットキャリアは薬剤師専門の転職エージェントなので、仕事と別のフィールドに力を入れたい薬剤師さんから相談を頂くことがあります。

例えば、以前に千葉県千葉市にお住まいでスポーツファーマシストとして活動されている30代男性薬剤師さんがいらっしゃいました。スポーツファーマシストとしての活動に理解が得られない職場から、活動を理解・支援してもらえる千葉県千葉市の調剤薬局への転職をサポートさせて頂きました。

スポーツトレーナーを目指して大学院進学

この薬剤師さんは幼少期に始めたバスケットボールがきっかけで、生涯スポーツ携わりたいという夢を追い求めるようになったそうです。茨城県の薬科大学を卒業後は、スポーツトレーナーを目指して東京都の大学院へ進学しました。

在学中に薬剤師免許をスポーツの分野で活かしたいという気持ちが強くなり、卒業後はバスケットボールの競技団体のスポーツファーマシストとして活動するようになったそうです。ドーピング検査を行ったり、アンチドーピングの啓蒙セミナーに登壇したりと活躍の場を広げながら、隙間時間は調剤薬局でパート勤務をしていたと話してくださいました。

パート勤務から正社員へ昇格するも……

スポーツファーマシストとしての活動を最優先するためにパート勤務をしていたのですが、ドラッグストアでの仕事ぶりが評価され、正社員勤務のオファーがあったそうです。ただ、スポーツファーマシストの業務が平日に入ることも多く、大会実施期間などはそちらに付きっ切りということもあるので断ろうと考えていました。

しかし、会社から「正社員になってもスポーツファーマシストの活動を支援することを約束する」と言われたこともあり、4年目から正社員として勤務することになったそうです。正社員になると、当然ですが今までよりも任される仕事が増えて帰宅時間が遅くなっていきました。

勤務時間が長くなることは想定内だったらしいのですが、正社員になって半年ほどで一緒に勤務していた正社員が異動となってしまいました。それからというもの、薬局の仕事に時間を割かれてしまい、スポーツファーマシストの活動時間をとることが非常に難しくなったそうです。

会社に「当初の約束と違う」と訴えても改善される気配はなかったため、転職を決意して弊社ファーネットキャリアに相談をくださいました。

資格を活かせるフィールドへ転職

転職時のミスマッチを減らすため、弊社では必ず面談を行います。今回は薬剤師さんが休みの日に千葉市にある自宅近くのカフェでヒアリングをさせてもらいまいした。幼少期に始めたバスケットボールを今でも続けていらっしゃったので、「スポーツ選手をサポートする側ではなく、本人がスポーツ選手なのではないか」という印象を受けたのを覚えています。

話していても「薬剤師資格を活かしながらスポーツに携わりたい」「スポーツファーマシストの地位向上に貢献したい」という夢を一心不乱に追い求め、努力を重ねている姿勢がありありと伝わってきました。面談後にヒアリングした内容をまとめて、本人の希望を最大限に叶えるために以下のような点を押さえて求人を探すことになりました。

  • ・通勤は東京都目黒区にある自宅から公共交通機関で40分圏内
  • ・正社員(スポーツファーマシストとしての収入が不安定のため)
  • ・スポーツファーマシスト業務をするにあたって柔軟にシフト調整ができる

すぐに求人リサーチ専門の部署に薬剤師さんとの面談報告書を添えてリサーチ依頼をしました。しかし、スポーツファーマシストの認知度はまだまだ低く、スポーツファーマシストとして活動することに協力的な薬局の求人はなかなか見つかりませんでした。

根気強くリサーチを続けていると、千葉県で店舗展開をしている中規模薬局チェーンから以下のような条件の求人案件を取り付けることができました。

  • ・週3~4日は各店舗のシフト状況に合わせてヘルプ勤務
  • ・それ以外の日は本社勤務を行い、スポーツファーマシストとしてイベントを企画運営・アンチドーピングセミナーへの登壇など啓蒙活動を行う

薬剤師さんに提案をすると、「そんな魅力的な求人が見つかると思っていませんでした!」と驚いていらっしゃいました。すぐに面接日程の調整を行って、面接当日は私も同行させて頂きました。

薬剤師さんと薬局のニーズがかなり合致していたので、とんとん拍子に話が進んでいきました。面接に伺った薬局の社長さんもスポーツファーマシストとして活動をしていたこともあってか、面接を終えても話の熱が冷めることはなく薬局の社長さんから「一緒に食事でも行きましょう」と私も一緒に食事をごちそうしてもらいました。

食事ではお酒も入ってさらに熱い談義が行われ、最終的には「その日のうちに入職することが決まる」ところまで話が進んでいました。しかし、お酒の席で決めたことが少し心配だったので、翌日に改めて薬局の社長さんと薬剤師さんの意思確認を行いましたが杞憂に終わり、肩をなでおろしたことを覚えています。

入職してから1ヶ月が経過したころに電話で近況を伺ってみると「いままではバスケットボールの領域での活動がメインでしたが、いまは他のスポーツの競技団体ともやり取りをしています。競技ごとに禁止薬物が違っていて勉強漬けの毎日です! でも自分が一番やりたかったことを仕事にできているのでありがたいです」とハードワークも全く苦になっていない様子で話をしてくれました。

今回の薬剤師さんは「スポーツファーマシスト」としての活動に力を入れることができる環境を求めて弊社ファーネットキャリアへ相談を頂きました。ただ、スポーツファーマシストに限らず「資格は持っているけど活用できていない」という悩みを持つ薬剤師さんは多いです。

しかし、診療報酬が改定されるなかで薬局も専門性・独自性を発揮しないと廃業する時代です。求人によっては資格取得の補助があったり、資格取得者に対する手当あったりと優遇されている薬局も多くなっています。もし、所持している資格を活かして仕事をしたいと考えている薬剤師さんがいらっしゃいましたら、弊社ファーネットキャリアへご相談ください。

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