経験3年目以上の方必見！！転職前に知っておくこと

こんなことに悩んでいませんか？

• 薬剤師以外の資格に挑戦しても、その会社では評価してもらえない。
• 自分だったらこうしたいという考えがあっても、会社の方針ではさせてもらえない。
• 毎日の仕事をこなすだけで精一杯。仕事の楽しみは何か分からなくなっている。
• 頑張っている割には給与に反映されていない。
• 会社のマニュアルが厳しすぎて、自由がない。
• 人間関係が悪く、心身ともに不調をきたしている。

転職を検討するも踏み出せないことも…

• 転職しようにも自分が抜けたら現場が大変になる。
• 辞められたら困ると上司から呪いのように言われ続けている。
• 周りに相談すると、残ってほしいと言われるので踏み込めない。
• 転職をしたことが無いため、どうすれば良いか分からない。
• 転職先も良くなかった場合、後悔するのではないかと考えてしまう。
• 転職を伝えたら怒られるのではないか、と考えて言えなくなる。
• 自分のキャリアで必要としてくれる薬局はあるのだろうか、と不安がある。

隣の芝生は青く見えるが、行動に移すにはそれなりの覚悟が必要

例えば、“同期が出世し、自分は頑張っているのに評価されていないと感じている”“自分は評価されるぐらい頑張っているが、上層部には伝わらない”
こんな自己評価と会社評価の乖離にフラストレーションを、どこに相談すれば良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。
自身の評価・価値を確認する方法として、転職も1つの手段です。ですが新しい環境になることで、今まで培ってきた現職場の評価もリセットされるという覚悟も必要となります。

転職へ踏み出す前に知っておいてほしいこと

自分がなぜ現職を辞めたいのか、
今後やりたいことは何かをしっかり把握しておくことが大事です。
さて、あなたの転職検討理由はどのようなものでしょうか？

1.今の待遇が不安で、このままでは将来が心配

待遇だけが不安であれば、努力次第で改善できることもあります。新しい企画を提案して良い結果を生む、人材育成や業務改善で会社に良い影響を与える、勉強会を開いて、若手の育成に貢献するなど、会社から見てこの人材は会社にとって有益であると判断してもらう事で、待遇改善の可能性もあります。
※人事評価決定者に好かれていない等で正しく評価されない場合は、いくら頑張っても正しく評価されません。フラストレーションだけがたまって、仕事を頑張っても無駄だと感じ無気力になります。そういった場合は転職をお勧めします。

2.今の人間関係から逃れたい、心機一転したい

自分の何が良くないか、何をすれば周りが喜んでくれるかを理解しないまま、今の状態から逃げたいだけであれば、転職しても同じに状況なります。自己分析、周りの動き見る目を養ってから転職することをお勧めします。逃げ癖がついてしまうと、自身の成長は見られず、転職においても転職回数が多いと不利になります。

3.心身が弱り仕事への意欲が低下している方

体調を戻すためにも休職や、少し良くなってからの転職・復職をお勧めします。
ネガティブ志向が強い時の転職はすべてがマイナスに感じることもあり、
冷静に判断できない為要注意です。

4.自分のやりたいことが明確にある

何年か働くと得意不得意の分野が分かるため、自分はこれがしたいという新しい発見が出てきます。まずは、現在の職場で実現可能かしっかり考えましょう。今の職場にやりたい事を提案して、2回以上却下された場合は、転職を考えることをお勧めします。
自身のやりたいことが、薬局にどのようなメリットがあるか、どれくらい社会貢献できるか、会社の利益につながるか、これらを説明できるようであれば、転職においても必要としてくれる薬局は必ずあります。

転職時のアドバイス

薬局経営者である私が、採用活動をする際に、応募者のどのような点を見ているか、どんな薬剤師と働きたいかというポイントをまとめてみました。

基本的にはよほどのことが無ければ、採用に該当する方が多いです。その一方で薬剤師という立場から井の中の蛙となり、社会の常識や周りが見えていない方も散見されます。
今一度井戸から出て広い世界を知ることで、自分の行動は間違っていないか知ることが大事だと考えています。

私が採用したい人物像

• 挨拶、笑顔、感謝が常に備わっている方
• 上昇志向があり、新しい事に挑戦する方(資格を取りたい、やったことが無い分野にも挑戦の意思がある)
• パソコン作業が円滑で覚えることも速い方(1カ月で薬歴や入力を覚える意思がある)
• 会社に貢献できる能力や考えを持つ方（今までの経験で培った能力、趣味や未知の発想で会社に新しい風を吹かせてくれる）
• 目を見て話し、会話が続く方。言葉遣いが正しい方
• 身だしなみが整っている、健康に気を付けている方
• 探求心が豊富で、分からないことを放置しない方
• 整理整頓ができる方

私が採用を躊躇する人物像

• 前職の悪口を言う方
• やりたいことしかしたくないと、仕事の選別をする方
• 自意識過剰で自慢話が多い方。能力以上の待遇要求が多い方
• コミュニケーションが取りづらい方。ハイやイイエでしか答えられない方
• 心身の不調が改善していない方。業務に支障が出るためある程度体調が落ち着いてから転職することをお勧めします）
• 転職数が多い方（諸事情があれば別ですが、長続きしない・忍耐力が無いと判断されやすいです）
• 新しい事への挑戦を拒む、何でも悲観的に考える方（秩序が大事な環境であるため、決して良い評価はされません）
• 時間にルーズな方

採用基準は、法人によって違うため、上記は1つの参考事例ですが、転職前に自己分析をしっかり行い、いい転職活動を実現させましょう。