入社3ヵ月で見えた職場のリアル&打開のアドバイス
4月に入社された新人薬剤師の皆さま、お疲れ様です!
3ヵ月経っていかがでしょうか?
目まぐるしくも充実している方、お疲れが溜まっている方……さまざまいらっしゃると思います。
今回は120名の新人薬剤師の方へのアンケート結果と、弊社に寄せられた「こんなの聞いてない」「こんなはずじゃなかった」という悲痛なお声をご紹介するとともに、どうやったら少しでも打開できそうか、キャリアアドバイザーがヒントをお伝えします。
Q1. 入社前と入社後とで勤務先へのギャップを感じましたか?
感じた人 33人
やや感じた 50人
感じなかった 20人
わからない 17人
Q2. 「感じた」「やや感じた」と答えた方は、具体的にどのようなことを感じましたか?(一部抜粋)
・研修の不十分さ。就活時の会社説明会で聞いていた感じとずいぶん違う。(男性・調剤薬局勤務)
・残業や休日出勤が多いのに、先輩たちがとにかく忙しそうで退社や振替休日取得を言いづらい雰囲気。募集要項に書かれていた年間休日●日ってウソでは?(男性・ドラッグストア勤務)
・思いのほか手取り収入が少ない! これで10月から奨学金の返済が始まると思うと、生活していけるのか不安しかない。(女性・中規模病院勤務)
Q3. 先輩や上司と関わる中で困っていることを教えてください。(一部抜粋)
・先輩の指導の仕方が厳しく萎縮してしまい、それがミスにつながる負の連鎖。(男性・ドラッグストア勤務)
・人によって言うことが違う。初めての投薬で指導についてもらえず、分からない点を先輩に聞くと「そんなことをいちいち聞かないで」と言われてしまい、仕方なく自分で考えてやってみたら、違う先輩からは「分からないなら周りに聞こうよ」と怒られ……もうどうしたらいいかわかりません。(女性・調剤薬局勤務)
・「話しかけないで」オーラが出ている先輩はとても気を遣う。業務に必要なことであってもまず顔色をうかがってしまう。(女性・調剤薬局勤務)
\キャリアアドバイザーより打開のアドバイス/
新卒薬剤師の皆さま、まずは約3か月のご勤務、本当にお疲れ様です!お仕事に慣れてくるこの時期、実際の職場事情が見えてきて、苦労されることも多いと思います……。
誰しも多少なりとも入社後のギャップはあるかと思いますが、
- ギャップを感じた部分が、ご自身が職場に求める条件の中でどれほど重要か
- そのギャップがどれほど大きかったか
上記2点を考えてみる必要があると思います。
例えば、入社前後で休日条件にギャップを感じたとします。就活で就職先を選ぶとき、ご自身の中でいくつか重要視した条件・ポイントがあったかと思いますが、休日条件はその中でどれくらいの優先順位だったでしょうか? また実際に勤務を始め、ご自身が求める休日条件と現状のギャップ幅は大きいでしょうか?
勤務を続けるうえで休日面の優先順位が高く、改善されなければ気持ちよく働き続けられないのであれば、まずは社内でそのギャップを解決できないか相談することが大切です。
店舗で希望休を出しづらい場合は、まず人事担当者に店舗内の雰囲気改善を相談する、それでも難しければ店舗異動を相談するなど、少し自ら動いてみる必要があります。職場の人間関係に悩みがあるケースも同様です。
しかし、相談しても改善が難しいようであれば、違う職場を探す選択肢もあると思います。転職を検討される場合は、ご自身が今回転職するきっかけとなった条件面をブレることなく優先順位を高く持ちながら転職先を探しましょう。
さまざまな求人を見ているといろんな条件が魅力的に見え、あれもこれもと優先順位が上がってしまうことが多々あります。
ただ、全ての条件を満たした求人を探すのは至難の業。目移りした結果、もともと優先順位の高かった条件をないがしろにしてしまい、またも納得できず職場に不満を感じてしまうと、転職をした意味がなくなってしまいます。
現職に残って勤務を続ける場合も、転職を検討する場合も、まずは「仕事をするうえで自身が重要としている条件・ポイントは何なのか」を落ち着いてしっかり分析することが大切です。この分析に時間をかけて答えを出すことができれば、きっと安心して長く勤務できる環境と巡り合えると思います。
もちろん自分ひとりで分析が難しい場合は気軽にご相談ください!
ファーネットキャリアではあなたのお悩み・ご希望をしっかりと理解し、
マッチング度の高いあなただけの転職を叶えていきます。
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