コーディネーターレポート REPORT

群馬県GUNMA

前向きに仕事ができる群馬県高崎市の調剤薬局へ転職支援

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仕事に対するモチベーションは人によってさまざまです。何を大切にするかというのは人それぞれです。しかし、周りとの温度差が大きすぎると、それが原因でトラブルが起こることがあります。弊社ファーネットキャリアは薬剤師専門の転職エージェントなので、さまざまな理由で転職を考えている薬剤師さんから相談を頂きます。

以前に、職場の問題点を改善しようとしても、周囲との仕事に対するモチベーションの差から思うようにいかないと悩んでいる薬剤師さんから相談をもらったことがあります。そこで、「同じ熱量で仕事に取り組める仲間」のいる群馬県高崎市の調剤薬局への転職をサポートしたときのエピソードです。

群馬県高崎市のドラッグストアで採用担当を兼務

今回の薬剤師さんは、埼玉県の薬科大学を卒業後は全国規模のドラッグストアチェーンで勤務を始めました。新人研修を終えて配属されたのは、希望していた地元群馬県高崎市の店舗だったそうです。新卒薬剤師は最初の2年間でOTC部門と調剤部門をローテーションで経験した後、どちらか希望する部門へ配属するというシステムで、3年目から調剤部門で正式に働き始めました。

終業が遅くなる日も多かったらしいのですが、「熱心に仕事に取り組まれている姿勢」と「人当たりの良さ」が評価され、4年目からは新卒採用のリクルーターの仕事も任されるようになったそうです。

普段の業務はほとんどそのままのボリュームを維持したままで、新卒採用の仕事にも熱心に取り組まれたそうです。しかし、仕事に対する熱意でなんとか保っているような体の状態だったため、5年勤めたときに体調を崩されてしまったそうです。医療機関を受診すると「過労」と診断され、入院の必要はないものの仕事はしばらく休むように言われたそうです。

仕事から距離を置いて将来のことを考えたときに「仕事も大切だけどプライベートな時間も大切にしたい」という気持ちが大きくなっていき、退職することを決めたそうです。

プライベートの充実を求めて転職活動

インターネット検索で最初にヒットした大手転職エージェントに登録をして、「プライベートの充実」をキーワードに求人を探してもらったそうです。すぐにいくつかの求人案件が送られてきたので、面接と店舗見学に行かれ、群馬県で展開をしている調剤薬局へ入職を決めたそうです。

新しい職場は前職とは比べ物にならないほど、新しい職場はゆっくりとした店舗で定時にはきちっと仕事が終わって帰ることができる環境でした。一緒に働くスタッフさんは優しい方が多く、プライベートの時間も増え、充実した生活を送ることができたそうです。

ただ、半年ほど働くと薬局の悪い部分が目に付くようになりました。例えば、物を適当に配置しているために薬局内はぐちゃぐちゃで患者さんと調剤室のスタッフはいつもバタバタしている状態だったそうです。

しかし、待合室と調剤室の物の配置を変えればスムーズに動けるようにできると思い、それを提案してみても「今のままでも回っているから大丈夫ですよ。それに物の配置を変えると新しい配置を覚えるのも大変だから……」と却下されたそうです。他にも気になった点の改善を提案してもほとんど却下されてしまい、もどかしさを感じながら勤務を続けていたそうです。

また、ご本人としては将来的に人事や研修担当、マネージャーといったことにチャレンジをしたいという気持ちがあったそうです。しかし、社長さんから「薬剤師は基本的に調剤業務に専念してもらいたい」と言われてしまい、この薬局での将来を考えるのが難しいと感じるようになったと話してくれました。

それでも何か変えられるかもしれないという思いを胸に勤務を続けましたが、改善を良く思わず現状維持を第一に考える職場の雰囲気に耐えかねて、2年半働いたタイミングで退職を決意され、弊社ファーネットキャリアへ登録を下さったそうです。

仕事とプライベートを両立できる環境を求めて転職活動

求人案件を提案する前に、薬剤師さんと面談をさせて頂くために群馬県高崎市までお伺いをさせてもらいました。給与や休日といった希望条件だけを突き合わせて求人案件を紹介するとミスマッチが発生することが多くなります。そこで人柄なども含めてヒアリングを行うため、弊社ファーネットキャリアでは必ず実施しています。

ご自宅近くのカフェでお話を伺わせて頂くと、周囲の人との温度差に違和感を感じている現状を聞かせて頂きました。そのときに薬剤師さんが仰った「安定だけを求めて仕事を選ぶと、やはりそこには似た考えの方が集まってしまうものなのですね……」という言葉が非常に印象に残っています。この薬剤師さんの希望をまとめると以下のようになりました。

  • ・現在の年収を可能な限り維持できること
  • ・終業時間が遅いのは構わないが、休日は丸一日の休みで週休二日を希望
  • ・研修や学界への参加に積極的で、スタッフ同士が切磋琢磨できる職場環境

この薬剤師さんは店舗で働いているときから、薬剤師同士で意見交換をして切磋琢磨できる環境を希望されているように感じました。そこで、私は「一人薬剤師の店舗はさけたほうが良いと思うのですがいかがですか」と訊ねました。

すると、薬剤師さんは「そうですね。ただ人が足りないときに一人薬剤師の店舗へ応援に行くことは大丈夫ですよ」と提案を受け入れてくださいました。すぐに求人案件のリサーチを開始して、以下のような求人案件を見つけることができました。

  • ①群馬県で広く展開をしている地元の大手調剤薬局チェーン
  • ②全国規模の調剤薬局チェーン
  • ③群馬県高崎市で展開をする中規模薬局

求人の内容を確認してもらうと、「①の薬局はいい噂を聞かないので避けたいです。②の薬局は規模が大きすぎて、ひとりひとりの個性を伸ばすよりも、どこの店舗に行っても同じサービスが受けられることを大事にしているので避けたいです」とのことでした。③の薬局には興味を持って頂けたので、すぐに面接のセッティングをして、面接に同行をさせて頂きました。

これまでの経歴や仕事に対する思いを社長さんにお伝えすると、社長さんが「今は私一人で人事や営業などを行っていますが、これから会社を大きくしていくなかで、あなたのような方に人事を任せることができるのなら、安心して他の仕事に取り組めます。ぜひ一緒に働きましょう」とのお言葉を頂きました。

面接を終えて、薬剤師さんにこの薬局の印象を伺うと、「非常に良い環境に感じました。おもわずその場で返事をしてしまいそうでした。特に気になる点はないのですが、一日考えて返事をさせて頂きますね」という言葉をもらいました。翌日に改めて話をすると、「一晩考えてお世話になることに決めました。よろしくお願いします」ということで、無事に入職が決まりました。

入社後、しばらくして電話で様子を伺うと、「人から期待をされているというのはプレッシャーですが、誰からも期待をされていない環境はもうこりごりです。社員も患者さんも満足度の高い会社を作れるように頑張っていきます」と満足してくださっていました。

今回の薬剤師さんのように仕事に対する熱量が周囲と異なるときは、周りが熱をもって仕事の望んでくれるように働きかけるのが非常に大切です。しかし、あまりにも周囲と大きな隔たりがあるときは転職を検討してみても良いかもしれません。同じ熱量を持つ人と仕事をすることで相乗効果がうまれて、よりクリエイティブな仕事ができるようになります。

周囲との仕事に対する取り組み方の違いに悩んでいる薬剤師さんは、一度、弊社ファーネットキャリアへ問い合わせてみてください。希望にそえるように全力でお手伝いをさせて頂きます。

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